「日額」から考える医療保険。
医療保険といえば、「入院日額○○円」というフレーズを、よく耳にしますね。
現在の医療保険の主流は、医療費すべてを保障するものではなく、入院・手術に対するものであり、入院1日に対して支払われる「入院給付金」と、それを所定に所定の倍率をかけた「手術給付金」が主な保障内容でしたね。
つまり、医療保険を考えるとき、基本になるのが、「入院したら1日あたりいくら支払われるのか」という考え方の「入院日額」なんです。
ここで、入院したら1日いくら必要なのか、みてみましょう。

これは、過去5年間に入院し、自己負担金を支払った人を対象にしたデータで、食事代や差額ベッド代等を含んだ金額です。
平均は約1万円になりますね。
高額療養費制度による払い戻し前の平均のため、実際の負担額より高くなっていると考えられますので、ひとつの目安にしてください。
実際に、一日あたりいくらぐらいを医療保険で用意しているのでしょうか?
生命保険文化センターの調査によると、平成19年の「疾病入院給付金の日額(全生保)」の平均は、男性11,800円、女性9,000円となっています。
(「全生保」とは、民間の生命保険会社、郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険(個人年金保険や生命共済を含む)
<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成19年度>)
現在発売されている医療保険での入院日額は、5千円、1万円、1万5千円…という設定が多いようです。
●医療費+食事の自己負担分など、最低限の保障なら5千円。
●差額ベッド代などの自己負担分まで備えるなら1万円以上。
というとらえ方が多いようです。
先に見た平均も、1万円がひとつのラインといえますね。
日額が大きいほど保障も大きくなりますが、当然、保険料も高くなります。
病気や事故など、将来のアクシデントに備えることは、とても大切なことです。
しかし、高額な保険料の支払いのために、今の生活が苦しくなったり、必要な貯金ができないとなると、本末転倒になってしまいますね。
医療保険に限らず、あらゆる保険にいえることですが、あなたにとって、今の生活が一番大切なんです。
公的医療保険や福利厚生制度の保障内容を確認し、財畜とのバランスを考えて、適正な日額を検討してくださいね。
あなたに必要な医療保険の選び方
